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「青南」が凝縮された菅原一剛氏の写真集が発売されました (09/12/08)

このたび弊社のパンフレットやカレンダーなどの写真でお世話になっている菅原一剛氏の写真集「ダスト・マイ・ブルーム」が発売されました。

雑誌「デジタルフォト」の同氏コラムにて掲載されている作品をはじめ、これまで青南グループの各工場で撮影されたさまざまな作品が収められています。


「DUST MY BROOM」菅原一剛(ソフトバンククリエイティブ)

『青森県弘前にあるリサイクル工場・青南商事の本社を初めて訪れた時、そこで目にしたのは、とてつもなく大きなゴミの山でした。はじめはその質量に、ただただ圧倒されましたが、やがてその大きなゴミの山は、実はぼくたちの身の回りにあったものがほとんどであることに気が付きました。
本来なら、こんなにもたくさんのゴミを生み出して日々の生活を送っていることに問題意識を持つべきかもしれません。しかし、ぼくは不謹慎にもその姿に"かっこいい"とか"うつくしい"と感じていました。そのことに若干ためらいながらも、それを大きく上回る好奇心とともに、そんなゴミの山を夢中になって撮影しました。』
『ゴミは過去の時間の中に葬り去られ、捨てられたものたちではあるのですが、そこに思いとともに工夫を重ねることで新しいものが生まれることを知りました。だからこそ僕は、きっとこれからも、"DUST MY BROOM"の中から、たくさんの新たに再生する力を発見できるのではないかと楽しみにしているのです。』  菅原一剛氏(本書より)


『菅原さんとの関係は、実はパンフレットの写真撮影がはじまりでした。
当初より、廃棄物処理、スクラップの回収、加工、販売という、当時はそれほど世の中に認知されていなかった仕事をどのように広報していくのか、その上で弊社の強みをどのようにアピールしていくのかについては長い時間ディスカッションしていました。ともすれば、わかりづらくダークなイメージさえ持たれていたこの仕事を、きちんと言葉で説明しようとすると冗長となり、かつ言い訳がましくなってしまいます。

菅原さんの写真によって、広告素材としてわれわれの仕事がシンプルに正確にアピールすることができたことに、当初期待していた以上の効果があったと感じています。と同時に、ちょうど環境、エコ、リサイクルへの関心が高まってきた時期と重ってきたこともあって、菅原さんの写真が作品として世の中に広がっていくことにより、ファッションやうわべだけではない我々の業界自体への正確な理解、認知、ひいては環境やエコに対する正しい認識が深まっていくのではないかと期待しています。

最初の頃は写真を選ぶ段階で、広告なので会社の綺麗な部分だけを選別していましたが、菅原さんと仕事をさせていただくことで、写真としての面白さに比重が移ってきているように感じています。会社と会社が扱っているものを変に飾り立てようとするのではなく、まさに菅原さんの写真のようにそのままを素直に表現していただいたものを広告として公開することに抵抗がなくなってきました。
菅原さんの写真、仕事をさせていただくこと自体を通して自分の仕事を見つめなおして、この仕事に対する自信を深めることができたのかもしれません。』 弊社専務取締役 安東元吉

 
ブルースの中でしばしば「やり直す」という意味で用いられている「ダスト・マイ・ブルーム」。
使用済みの自動車や空き缶、ペットボトルなど、ゴミとして回収されたものが、青南で新たな資源へと生まれ変わってゆくシーンを是非みなさんも手にとってご覧ください!